バリアブルアッテネータ(並列タイプ)
レーザ光の光量を連続可変できる製品です。透過光路 (P偏光、光軸) と反射光路 (S偏光) に分離され、25mmシフトした並走ビームで出射します。
レーザ光の偏光特性を利用し、入射口の1/2波長板を回転させることで、反射光量と透過光量の分岐比を連続的に可変できます。偏光タイプのアッテネータなので、広い範囲で光量調整ができます。
ミラー回転用のクランプネジ (M3) を緩めることで、透過光路の偏光方位を回転させることができます。同時に、並走する反射光路の出射位置と偏光方位が変わります。
光学素子は取外しができます。光学素子をマウントから取り外してクリーニングすることや、劣化・損傷した光学素子を交換することができます。保守部品として光学素子セット (SVAPR-***-OP: 波長板と偏光ビームスプリッター2枚のセット品) をご用意しております。詳しくは営業までお問合せください。
特注でご指定波長のアッテネータの製作も承ります。
SVAPR共通仕様
光軸高さ | 37.5mm | |
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有効径 | φ15mm | |
主要材質 | アルミ | |
表面処理 | 黒アルマイト | |
光学素子タイプ | 波長板:水晶 (エアギャップタイプ) 偏光ビームスプリッター:合成石英 |
機能説明図 | 使用例 |
仕様
品番 | 対応波長 | レーザ耐力※ | 出力調整範囲 | 質量 |
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SVAPR-257 | 266nm | 1.4J/cm2 | 透過光路 P偏光 4.9~86.2%、反射光路 S偏光 1.5~88.4% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-266 | 266nm | 1.4J/cm2 | 透過光路 P偏光 4.9~90.1%、反射光路 S偏光 0.7~88.4% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-343 | 343nm | 2J/cm2 | 透過光路 P偏光 4.9~92.1%、反射光路 S偏光 0.4~88.4% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-355 | 355nm | 2J/cm2 | 透過光路 P偏光 4.9~92.1%、反射光路 S偏光 0.4~88.4% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-515 | 515nm | 4J/cm2 | 透過光路 P偏光 2.0~93.1%、反射光路 S偏光 0.3~94.1% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-532 | 532nm | 4J/cm2 | 透過光路 P偏光 2.0~93.1%、反射光路 S偏光 0.3~94.1% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-1030 | 1030nm | 7J/cm2 | 透過光路 P偏光 2.0~94.0%、反射光路 S偏光 0.2~94.1% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
SVAPR-1064 | 1064nm | 7J/cm2 | 透過光路 P偏光 2.0~94.0%、反射光路 S偏光 0.2~94.1% レーザ光の偏光状態に依存します。 | 0.43kg |
※レーザパルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz