アプリケーションシステム
検査
カタログコード:W2059
光路長補正コリメーションチェッカー SPVNIR

可干渉性の低い光にも使用できるコリメーションチェッカーです。

SPVNIRの紹介動画はこちらからご確認ください。



測定原理

測定画面

光軸に挿入するだけでビームの状態を評価できるので、光軸調整の手間や時間を大幅に削減でき、より質の高いビームを得ることができます。
従来のコリメーションチェッカーでは観察できなかった低可干渉光(コヒーレンス長:数十µm以上)にも使用できます。
光源波長も近赤外光まで対応しています。(400nm~1100nm)
コリメーションチェッカー本体(USBカメラ含む)、USB3.0ケーブル(1.5m)のセットでの販売ですので、ご購入後すぐご使用になれます。
※PCはお客様にてご用意下さい。
仕様
品 番 SPVNIR-05-CS
価格[ ¥ ] 300,000
適応波長[ nm ] 400~1100
入射ビーム径[ mm ] Φ3~※本体開口径はΦ10
付属CMOSカメラインターフェース USB3.0
プレート材質 BK7
プレート厚[ mm ] 0.5
横ずれ量[ mm ] 0.37
ケース材質 アルミ(黒色アルマイト処理)
在庫状況 販売終了となりました
CAD DXF STP IGS SAT
購 入
ソフトウェア仕様
品 番 OSCAMS
測定・出力パラメータ ・フリンジ回転角(deg) 〔表示分解能0.1deg〕
・ビーム曲率半径(m) 〔表示分解能0.1m〕
・ビーム拡がり角(半角)(mrad)〔表示分解能0.01mrad〕
・パワー(λ)〔表示分解能0.1〕
機能 ・OK/NG判定(判定パラメータ選択、上限/下限設定可能)
・処理領域円の自動探索(手動設定も可能)
・データ格納(コメント付加可能)
・画像保存
・パラメータファイル編集
・カメラプロパティ変更
・統計データ一覧表示
・統計データグラフ表示
・平均値、標準偏差、良品率の統計機能

対応OS:Windows7(32/64ビット版) Windows8.1(64ビット版) Windows10(64ビット版)

ご案内
ロッドは付属しておりません。弊社M6ロッドやポストスタンドを別途ご購入してご使用下さい。また、取付M6穴は弊社M6ロッド、ポストスタンドを想定しております。お客様にてご準備される場合は、M6長さ5mm未満の物をご使用下さい。
USBカメラアダプタ部にはフィルターソケットがございますので、NDフィルター等の光学フィルター(お客様にてご準備下さい。)を挿入できます。


※1 適用可能な光学フィルター寸法:Φ9mm~Φ10mm、厚さ3mm~5mm(必要な場合はお客様にてご準備下さい。)
※2 本製品にロッドは付属されておりません。弊社製品ROシリーズΦ12以上をお買い求め下さい。
※3 本体位置を調整する際ご使用下さい。アパーチャ(Φ1mm)通過光がカメラ視野のおよそ中心に位置するよう本体を調整・固定した後は取り外して下さい。

外形図 (単位:mm)

ご注意
本製品などの光学部品をレーザビームの光路中に挿入する場合、レーザビームがオペレーターに向かって反射される危険がありますので、
レーザ光源に対する安全予防措置(保護眼鏡着用等)を遵守して下さい。
本製品をレーザビーム光路中に挿入してもレーザビームは遮られることなく、光線出射口から出射しますので、レーザビーム光路をのぞきこまないで下さい。
入射ビームのパワーは10W/cm2以下(※参考値:1064nmレーザ)でご使用下さい。より高出力のレーザ光を観測する場合はビームサンプラー(BS4)をご使用下さい。
光軸に対しコリメーションチェッカーが傾いて設置された場合、明瞭な干渉縞が観察できないことがあります。
このような場合、コリメーションチェッカーをθz方向に調整し、明瞭な縞が観察できる角度を見つけます。