対物レンズ (OBL)

教材用の顕微鏡に使われる、JIS規格の対物レンズです。
焦点距離が短く、高いNAを持っていることから、レーザビームを発散ビームにするのに利用できます。

顕微鏡で使用されているので、可視域(400~700nm)で色収差が補正されています。
OBL-40-Aは、レンズの先端部分とスライドガラスがぶつかると、バネでレンズ先端が引っ込む構造になっています。
OBLは、結像レンズがなくても拡大像が結像できる、有限系の対物レンズです。
顕微鏡に取り付ける場合は有限系で機械的鏡筒長160mmの鏡筒をご使用ください。
対物レンズの胴付き面から像面までの距離は150mmです。


 

外形図

 

OBL仕様

品番 倍率 全長 D 筒径 φB 瞳径 φC 作動距離 WD 焦点距離 f NA 質量
OBL-10-A 10倍 30.5mm φ16.7mm φ8.0mm 6.5mm 16.56mm 0.25 0.05kg
OBL-20-A 20倍 35.2mm φ16.7mm φ7.98mm 1.7mm 9.01mm 0.4 0.05kg
OBL-40-A 40倍 36.5mm φ19.8mm φ5.0mm 0.6mm 4.51mm 0.65 0.06kg
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