水晶偏光解消板 / DEQ-2S

分光器の回折格子などで、レーザビームの偏光特性が測定結果に影響するような場合、偏光解消板で回折格子に入射するレーザビームの偏光状態を撹乱させます。
在庫あり
2のみ残っています
品番
DEQ-2S
¥38,000
◦DEQ-1Nは2°ウェッジをつけた単板の水晶基板です。
広い透過波長域が得られます。ウェッジのため透過光は1°程度角度変位を起こします。
◦DEQ-2Sはウェッジの付いた水晶と合成石英を接着した偏光解消板です。合成石英のウェッジが水晶のビーム偏角を相殺するので、ビームは曲がりません。両面に反射防止膜が付いているので、高い透過率が得られます。
◦DEQ-2OPは2枚の水晶をオプティカルコンタクトした偏光解消板です。広い透過波長域とビームが曲がらない特徴を持っています。
◦偏光解消板はφ30mmのアルミ枠にマウントされています。
その他の情報
カタログコード W3033
RoHS Yes
CE No
資料ダウンロード
CADデータ
ご案内 ▶材質、板厚、ウェッジ角の特注仕様の要望がありましたら、営業までご相談ください。
お問合せシートをご利用ください。WEB参照/カタログコードW3803
ご注意 ▶偏光解消の効果を上げるためには、なるべく大きいビーム径で使用する必要があります。ビーム径が小さいと十分な偏光解消を実現させることができません。
▶入射ビームの偏光方向は光学軸と45度の方向にする必要があります。
▶透過ビームを長距離隔てて観察すると2つのビームに分離する場合があります。
▶偏光解消板は完全な非偏光状態を作ることができません。ご購入する前に必ず使い方に間違いがないかお確かめください。
仕様
材質水晶、合成石英
枠材質アルミ 表面処理:黒アルマイト
スクラッチ-ディグ40−20
適応波長350 - 2500nm
素子の厚み4.4mm
レーザ耐力 0.3J/cm²

※レーザパルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz