ファイバーレーザ用集光レンズ (355nm) / HFTLSQ-30-60PF3

構成されるレンズの材料を全て合成石英にすることで、高出力レーザや高エネルギーのパルスレーザにも耐えられる集光レンズを実現しました。
Ybファイバーレーザをはじめ、YAGレーザ、YVO4レーザ等の各種固体レーザの集光およびコリメートに使用できます。

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品番
HFTLSQ-30-60PF3
¥120,000
◦焦点距離60mm以上のレンズでは、設計波長で球面収差とコマ収差が十分に補正されており、レーザコリメート光をほぼ回折限界のスポット径に絞り込むことができます。
◦632.8nmである程度の透過率が得られているので、ガイド光としてHe-Neレーザが使用できます。
その他の情報
カタログコード W3080
RoHS Yes
CE No
CADデータ
ご案内 ▶集光レンズを固定するための専用レンズホルダー(LHF-M29-25、LHF-M34-30)をご用意しています。
▶HFTLSQ-15-20PFには固定集光レンズホルダー(LHF-M29-25)に取り付けるための専用アダプタが付属されています。
▶HFTLSQ-20-30PFには固定集光レンズホルダー(LHF-M34-30)に取り付けるための専用アダプタが付属されています。
▶高エネルギーパルスレーザ用やご指定波長などのカタログ掲載品以外の製作も承ります。
▶お客様の仕様でロット数百個の製作にも対応いたします。
▶レーザ加工による飛まつからレンズを保護するため、別売りの保護ガラス(PG-33)を装着できます。
ご注意 ▶集光レンズは無限遠にある物体を焦点に結像させる場合、または、点光源を平行光にする場合にご使用ください。近距離の結像などに使用した場合、十分な光学性能が得られません。
▶集光レンズには光を入れる向きがあります。必ず上側(鏡筒側面の刻印を正立に見て)から平行光を入射させてください。
逆にすると色収差や球面収差が大きくなり、集光スポットが大きくなったり、像がボケて見えることがあります。
▶指定波長域以外で使用した場合、色収差や透過率が悪くなります。
▶高出力レーザで使用する場合や高熱が出る光源の近くで使用する場合、集光レンズが高温になり、集光レンズの焦点距離が変化する可能性があります。長時間照射する場合は、放熱対策が必要になります。
▶入射ビームが細すぎると、集光スポット径は小さくなりません。
▶この集光レンズはアクロマティックレンズではありません。色収差は補正されていません。
NA 0.23
WD 50.37 mm
コーティング 反射防止膜
外径 φDc φ36 mm
固定用ネジ Ma M34 P=0.75
取付用ネジ Mb M34 P=0.75
焦点距離 f 59.94 mm
設計波長 355nm
長さ L 25 mm
透過率 >98.5% (355nm)
>96% (340~380nm)
>50% (600~700nm)
入射許容角度 ±1 °
有効径 φDe φ27 mm
レーザ耐力 4J/cm2 (パルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz)
枠材質 アルミ 表面処理:黒アルマイト