色補正フィルター (CCF/ECM)
色補正フィルターは、近赤外にピークがあるシリコン検出器の感度特性を人間の目に近い感度特性に変換するフィルターです。
CCD撮像素子に貼り付けるフィルターとして使用されています。
赤外線によって生じた不自然な画像の色をフィルターを入れることで補正することができます。CCF5000は耐候性が高く、野外の環境で使用してもガラス表面にヤケ (くもり) が生じ難くなっています。
CCF-500CとCCF-5000はガラスの主成分が異なっています。可視から900nmの透過率は変わりませんが、900nm以上の波長の透過率は異なってきます。
ECM-500はCCF-500CやCCF-5000より色が濃くなっており、近赤外光をカットすることができます。
CCF/ECM仕様
製品イメージ | 機能説明図 | 外形図 |
---|---|---|
品番 | 平均透過率 400~600nm |
透過率 600nm |
透過限界 波長 |
長波長側端 波長 |
長波長側端 透過率 |
平均透過率 (長波長側端~1200nm) |
---|---|---|---|---|---|---|
CCF-50S-500C | 84.2% | 約80% | 654nm | 829nm | <3.0% | <5.0% |
CCF-50S-5000 | 85.7% | 約60% | 651nm | 803nm | <3.0% | <3.0% |
ECM-50S-500 | 82.7% | 約50% | 626nm | 766nm | <0.3% | <0.5% |
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