熱線吸収フィルター (HAF)
ハロゲンランプやキセノンランプなどの光源では、可視光以外に強い熱線 (赤外線) 放射が含まれています。
これらのランプから熱の放射の影響のない可視光を取り出すときに使用します。
近赤外から遠赤外の広い波長域の光を遮断させることで、輻射熱による温度上昇を抑えることができます。顕微鏡のような光学系で、ランプの光を１点に集める場合、熱線を遮断することで試料の温度が異常に高くなることを防ぎます。
可視域では高い透過率が得られているので、フィルターを透過させてもランプが暗く感じることはありません。
HAF仕様
| 製品イメージ | 機能説明図 | 外形図 |
|---|---|---|
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| 品番 | 平均透過率 可視域 |
透過域端 波長 |
透過限界 波長 |
長波長側端 波長 |
長波長側端 透過率 |
平均透過率 (長波長側端～2000nm) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HAF-50S-15H | ＞75% | 573nm | 701±10nm | 867nm | ＜0.5% | ＜0.1% |
| HAF-50S-30H | ＞80% | 558nm | 743±10nm | 975nm | ＜0.5% | ＜0.5% |
| HAF-50S-50H | ＞81% | 570nm | 777±10nm | 1052nm | ＜1.0% | ＜3.0% |
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