可視アクロマティク集光レンズ / ATL-30-60PY2

レンズを接着剤で貼り合わせていないエアーギャップタイプのアクロマティック集光レンズです。
同軸観察系を内蔵した、532nm高出力レーザ加工機の集光レンズとして使用されています。

在庫お問合せ

品番
ATL-30-60PY2
¥80,000
◦レンズ設計による最適化で、532nmを中心に広い波長域で色収差が補正されています。
◦焦点距離60mm以上のレンズでは、レーザコリメート光をほぼ回折限界のスポット径に絞り込むことができます。
◦レンズに反射防止膜コートが施してあるので、反射による光量の損失が小さく、効率良くビーム集光ができます。
その他の情報
カタログコード W3078
RoHS Yes
CE No
資料ダウンロード
CADデータ
ご案内 ▶高エネルギーパルスレーザ用やご指定波長などのカタログ掲載品以外の製作も承ります。
▶お客様の仕様でロット数百個の製作にも対応いたします。
▶レーザ加工による飛まつからレンズを保護するため、別売の保護ガラスが装着できます。
WEB参照/カタログコードW3081
▶集光レンズを固定するための専用レンズホルダー(LHF-M34-30)をご用意しています。
WEB参照/カタログコードW4023
▶各波長ごとの焦点距離は『焦点距離の波長特性データ』をご覧ください。
ご注意 ▶集光レンズは無限遠にある物体を焦点に結像させる場合、または、点光源を平行光にする場合にご使用ください。近距離の結像などに使用した場合、十分な光学性能が得られません。
▶集光レンズには光を入れる向きがあります。必ず上側(鏡筒側面の刻印を正立に見て)から平行光を入射させてください。逆にすると色収差や球面収差が大きくなり、集光スポットが大きくなったり、像がボケて見えることがあります。
▶指定波長域以外で使用した場合、色収差が大きくなり、透過率も悪くなる可能性があります。
▶高出力レーザで使用する場合や熱が出る光源の近くで使用する場合、集光レンズが高温になり、集光レンズの焦点距離が変化する可能性があります。長時間照射する場合は、放熱対策が必要になります。
▶入射ビームが細すぎると、集光スポット径は小さくなりません。
仕様
材質クラウン系ガラス-(エアーギャップ)-フリント系ガラス
枠材質アルミ 表面処理:黒アルマイト
設計波長486nm、532nm、656nm
コーティング可視域反射防止膜
入射許容角度±1°
レーザ耐力1J/cm2 (パルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz)
焦点距離 f58.9mm
長さ L22mm
NA 0.23
WD49mm