炭酸ガスレーザ用メニスカスレンズ / SLZS2-20-63.5PCO2A

ジンクセレン(ZnSe)を用いたCO2レーザ(10.6μm)用の集光レンズです。
 球面収差を最適化したメニスカス形状に加工されています。

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品番
SLZS2-20-63.5PCO2A
¥75,000
◦反射防止膜コートが施されているので、表面反射による損失が抑えられ、高効率でレーザ光を集光できます。
◦ZnSe結晶は吸湿性がほとんど無く、一般的な光学素子と同様に取り扱うことができます。
◦ZnSe結晶は等方性の結晶なので、複屈折(偏光特性)は生じません。

重要 ZnSe製オプティクスの取扱いについて
ZnSeは法律上毒物劇物に区分されており、仕様によっては毒物劇物譲受証の受け渡しが必要になる場合があります。また、使用済ZnSeオプティクスは一般廃棄が禁止されています。ご不要となったレンズは弊社までご返送ください。(但し当社製品に限ります。)
その他の情報
カタログコード W3191
RoHS Yes
CE No
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ご案内 ▶ZnSeを使ったCO2レーザ用の窓板(OPZS/WZSA)もご用意しています。
WEB参照/カタログコードW3152

▶各種特性グラフの数値データはこちらをご参照ください。(参考データ、EXCELファイル形式)
ご注意 ▶強酸との接触により有毒なセレン化水素が発生します。塩酸や硫酸などの溶液に浸したり、溶液でレンズを濡らさないでください。
▶高出力のレーザビームをZnSe表面で集光させると、熱分解により有毒ガスが生じることがあります。また、レーザの熱暴走によるZnSeレンズが破損した場合には、多量のガスと粉末が発生します。万が一ZnSeレンズが破損した場合は、絶対にレンズを素手で触ったり、発生した蒸気や粉末を吸引しないよう注意して破片を回収してください。
▶メニスカスレンズは単レンズなので、波長によって焦点距離が変化します。
▶レンズには入射光に対する向きがあります。必ず凸面の側から平行光を入射させてください。逆にすると球面収差が悪くなり、集光スポットが大きくなったり、像がボケて見えることがあります。
仕様 ""
材質ジンクセレン(ZnSe)
設計波長10.6μm
屈折率2.403
偏心<3′
コーティング反射防止膜(波長10.6μm) (外径φ25.4mmは波長650nmと10.6μm)
スクラッチ-ディグ20−10
外径 φDφ20mm
焦点距離 f63.5mm
コバ厚 te2mm
中心厚 tc2.58mm
バックフォーカス fb61.7mm