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バリアブルアッテネータ(並列タイプ) / SVAPR-515

レーザ光の光量を連続可変できる製品です。透過光路(P偏光、光軸)と反射光路(S偏光)に分離され、25mmシフトした並走ビームで出射します。
在庫あり
品番
SVAPR-515
¥123,000
  • レーザ光の偏光特性を利用し、入射口の1/2波長板を回転させることで、反射光量と透過光量の分岐比を連続的に可変できます。
  • 偏光タイプのアッテネータなので、広い範囲で光量調整ができます。
  • ミラー回転用のクランプネジ(M3)を緩めることで、透過光路の偏光方位を回転させることができます。同時に、並走する反射光路の出射位置と偏光方位が変わります。
  • 光学素子は取外しができます。光学素子をマウントから取り外してクリーニングすることや、劣化・損傷した光学素子を交換することができます。保守部品として光学素子セット(SVAPR-***-OP:波長板と偏光ビームスプリッター2枚のセット品)をご用意しております。詳しくは営業までお問合せください。
その他の情報
RoHS Yes
CE No
CADデータ
ご案内
  • 特注でご指定波長のアッテネータの製作も承ります。
  • 高出力レーザ用に遠隔操作で制御可能なバリアブルアッテネータ(SVAB)もご用意しています。
  • どちらか一方の光路だけを使用する場合は、もう一方の光路を遮光してご使用ください。輸送時のガラス保護板を使って、透過光路ビームを遮光することができます。高出力レーザの安全なビーム終端にはビームディフューザ(BD-40)をご使用ください。
ご注意
  • 適応波長以外の波長で使用した場合は、光量の調整範囲が狭くなることがあります。偏光ビームスプリッターの分光特性グラフをご確認ください。
  • 円偏光や非偏光では光量を可変させることができません。レーザ光などの直線偏光に近い偏光状態でご使用ください。
  • 2枚目のビームスプリッターで反射せず透過する光や、使用しない光路の偏光ビームは、光路上に遮蔽板などを設置して安全に終端してください。
  • 透過光路はビームスプリッター(平行平板)によるビームシフトがあり、光軸は約1.3mmシフトします。
  • 偏光ビームスプリッター(プレートタイプ)の裏面はノーコートのため、反射光路のビームに裏面反射によるゴーストが発生することがあります(シフト量:約4.6mm)。「Tilt」及び「Rotation」のツマミで入射角度を調整することでゴーストビームを影響を小さくすることができます。ノーコート面が汚れている場合はツマミを調整してもゴーストビームの光量は小さくなりません。
  • ご使用の前に必ず、入射レーザのエネルギー密度がレーザ耐力を超えていないかをご確認ください。
  • レーザ光をレンズや凹面反射で細く絞り込んだ場合、エネルギー密度が光学素子のレーザ耐力を超え、光学素子が破損する恐れがあります。
光軸高さ 37.5 mm
有効径 φ15 mm
レーザ耐力 4 J/cm2  レーザパルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz
質量 0.43 kg
主要材質 アルミ
出力調整範囲 透過光路 P偏光 2.0~93.1 %
反射光路 S偏光 0.3~94.1 %   レーザ光の偏光状態に依存します。
対応波長 515 nm
表面処理 黒アルマイト
光学素子タイプ 波長板:水晶(エアギャップタイプ)、偏光ビームスプリッター:合成石英